最近豆腐の水切りをしてから料理をすることが増えてきたので、私がいつもやっている豆腐の水切り方法をご紹介したいと思います。
使う料理やどのくらい水を切りたいかによって方法や所要時間は変わってきます。
今回私がご紹介する豆腐の水切りは、例えばガパオやタコミートのように豆腐をひき肉代わりに炒め物などに使用する場合の水切り方法をご紹介します。豆腐をひき肉のように使いたいときは豆腐の水分はしっかりと抜く必要があります。
方法はいろいろとありますが、参考になりますとうれしいです。
※ この方法で水を切る場合、豆腐の形が崩れますので、豆腐の形を崩したくない料理には向いていませんので、ご注意してください。
ひき肉代わりに使う場合の豆腐の水切り方法
1. 豆腐のパックの水を捨てて、手のひら全体でやさしく押すようにして
豆腐を崩さないように、水気を絞り出します。
2. キッチンペーパーを2枚用意して、豆腐を包みます。
3. キッチンペーパーの端があるほうを下にして、電子レンジ(600W)で5分加熱します。
4. キッチンペーパーを取って出てきた水を捨て、手で触れる程度に冷めるまで置いておきます。
(約10分)
キッチンペーパーを取るときには、やけどに注意してください。
5. 豆腐のあら熱が取れたら、その間に出た水を捨て、適当な大きさにちぎります。
6. 5~10分ほど置いておくとさらに水が出るので捨てます。(時間のない方は調理に入っても大丈夫です)私はここでティータイム
7. 最後にキッチンペーパーで表面の水分を拭き取ったら、水切り終了です。
私は豆腐の水切りをしている合間に他の材料の下準備や他の料理などをしていますが、他のことをしているとあっという間に水切りはできてしまいます。
レンジ3分じゃダメ?
ネットの情報でレンジで水切りをする場合の加熱時間はほとんどの場合、3分程度です。
では、3分ではだめなのでしょうか?
答えは3分でも問題はありませんが、水分がだいぶ残り、ひき肉風に仕立てるには後の工程で、時間がかかってしまいます。
ということで、私は電子レンジで水切りするときにできる限り水分を抜いてしまいたいので5分加熱します。
3分と5分とでは同じ水分が出るまでの時間に大きな差がありますし、出る水分の限界量にも差が出ます。
【検証】レンジ加熱3分と5分の水切り量の違い
実際に3分加熱した豆腐と、5分加熱した豆腐の水分の抜け方の違いを検証してみました。
3分加熱 | 5分加熱 | |||
最初の重さ | 393g | 399g | ||
レンジ加熱後 | 371g | 94% | 342g | 85% |
5分後 | 360g | 92% | 324g | 81% |
10分後 | 354g | 90% | 317g | 79% |
20分後 | 348g | 88% | 292g | 73% |
25分後 | – | 287g | 71% | |
40分後 | 327g | 83% | – |
加熱時間2分の違いでこれだけ違ってくるので、形が崩れても気にしない料理で、水分をしっかりと抜きたいのであれば、時短にもつながりますから、5分加熱をお勧めします。レンジ5分加熱後10分で約20%の水分を抜くことができます。
見た目はこのような感じです。
写真左:加熱時間3分で40分経過
写真右:加熱時間5分で25分経過
水切りをした後、両方を別々にそぼろ状になるまで炒ってみました。
どちらも約400gだった豆腐が140g前後になりました。
豆腐の炒り時間の違い
豆腐に残っている水分量が違うので、炒る時間も変わるのか、測ってみました。
食感に違いはありませんでした。
かかった時間
3分加熱:15分
5分加熱:8分
水切り後の用途は少し限定されてしまいますが、レンジ5分加熱で水切りしてみてください。
ひき肉のように炒める際の調理時間が短縮できますよ。
この方法で水切りをして調理する料理はこちらからご覧いただけます。
今回は豆腐の水切りのレンジ加熱時間についてご紹介しました。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
皆さんのお料理が少しでも楽に時短につながるとうれしいです ^^)
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