今回は、焼き肉のタレを使って本格的な麻婆茄子を作る方法をご紹介します!
ひき肉を使わず、サラダチキンを使うので、簡単ヘルシー!
サラダチキンは舌でつぶせるほどやわらかいので、お歳をめした方でもおいしく食べられて、一生涯食べたい麻婆茄子に仕上がります。
シンプルな材料で、おうちでも本格的な味を楽しめます。
焼き肉のタレでサラダチキン麻婆茄子
・ 茄子 1パック 300~350g
・長ねぎ 30g
・サラダ油 大さじ4
・ごま油 大さじ1
・サラダチキン 1パック
・豆板醤 大さじ1
・焼肉のたれ 大さじ2
・水 150ml
水溶き片栗粉
・片栗粉 小さじ1
・水 大さじ1
使用するフライパンは24センチくらいのもので十分です。
【作り方】
1.長ねぎはみじん切りにします。
茄子はヘタを切り落として、食べやすい大きさに切ります。
ブロックのサラダチキンの場合は、適当な大きさに割きます。
2.フライパンにサラダ油とごま油を熱し、茄子を入れて中火でへたぁ~っとなるまで炒めます。
油が足りなそうだったら、追加してください。
3.サラダチキン、長ねぎ、焼肉のたれ、豆板醬、水を加えて、沸騰したら5〜7分煮ます。
4.一旦火を止めて、水溶き片栗粉を加えて混ぜ、再度中火にかけ煮立ってとろみがしっかりとついたら完成です。
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このレシピのコツ
・油は多めに使うことで茄子がとろっとやわらかくなります。
・5分以上煮込むことで焼肉のたれと豆板醤が一体化して、
焼肉のたれっぽさがなくなります。
・介護食などで長ねぎをもう少しやわらかくしたい場合は、
耐熱容器に入れ、ラップをのせて電子レンジで30秒ほど加熱してから使うと、
なめらかな食感になります。
実はこの麻婆茄子を完成させるのに、20年近くかかりました。
20年前寝たきりになり、固形物を食べられなくなってしまった母が、麻婆茄子を食べたいと言い、ずっと食べたがっていました。
でも、ひき肉はむせやすく、介護食には向いていない…
その頃の私は、料理の知恵、知識、腕もなく、作ってあげることができないまま、母は旅立ってしまいました。
あれから、介護状態になっても食べられる麻婆茄子、そのことがずっと私の頭の中の片隅にあるままでした。
そして20年越しになってしまったけれど、ようやくできたのが、この麻婆茄子。
サラダチキンは舌でつぶせるくらいやわらかいので歳をとっても食べやすいし、手作りしたサラダチキンはもっとヘルシーでもっとやわらかいです。
そして何よりも簡単にできます。
介護をしなければいけない人たちは料理に時間をかける暇などないから、すごく簡単で、すごくおいしく作りたかったんです。
誤飲しにくいですが、老化の進行度合いによって異なるので、そのあたりは担当のお医者様などとご相談くださいね。
おいしいから、今から食べていますが、いつかこのレシピが自分自身、ありがたいと思う日が来るのかもしれません。
これから、いや、もう今の時代のシニアはおいしいものを知っている世代です。
歳をとっても、寝たきりになっても、咀嚼が困難になっても、おいしいものは食べたいのは変わりまありません。
今後はそんなレシピも開発していきたいと思っています。
完成までに20年近くかかったのにこんなに簡単にできたなら…と思うけど、その頃のわたしには料理のテクニックとか知識とかなくて、作れませんでした。
ずっと母が亡くなる前に食べたがっていた、介護食としても食べられる麻婆茄子です。
お話が長くなりましたが、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
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