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米アレルギー|米の代わりに食べられる食品と活用アイデアまとめ

キッチンの知恵袋

こんにちは。
今日は料理のレシピではなく、私の最近の思い、書かせてください。
息子の米アレルギーが再発してしまったお話です。

私の自己紹介

アレルギーをお持ちの方のお役に立ちたいという気持ちがずっとあり、
毎年アレルギー対応食のコンテストにも挑戦していて、3品受賞歴があります。

私の息子は、乳児期から幼児期にかけて米・卵アレルギーでした。

よく米アレルギーだというと

「かわいそう」

と、言われますが、今、私たち親子は辛いと思うことはなく、
おいしい日々を過ごしています
アレルギーがあっても、食べられる食品のなかでおいしいものを食べれているからです。

最近は押し麦・ビタバァーレー・ソルガムなどの「米の代わりになる食品」もたくさん選択肢があります。
私たちも日常的に取り入れていて、むしろ食卓の幅が広がったと感じています。

この記事では、米アレルギーの基本情報から私たちの実体験おすすめの代替食や食事の工夫まで、
前向きに取り組めるヒントをたっぷりご紹介していきます。

アレルギーは人によっては繰り返し違う形で起こり得る

息子は米・卵アレルギーもよくなって、小学校の6年間くらいは比較的食べ物に対してアレルギー反応は出なくなっていました。
でも、残念ながら、「アレルギーマーチ」といわれるように、思春期からは甲殻類や春菊などにアレルギー反応が出たりして、常に何かしらのアレルギーを抱えていました。
「アレルギーマーチ」というのは、アレルギー体質の人が成長する過程で、形を変えて違う種類のアレルギーになることで、アトピー性皮膚炎が治ったらぜんそくになったり、花粉症になったりして、アレルギー疾患を繰り返し続けることです。

乳幼児期のアトピー性皮膚炎を始まりとし、続いて食物アレルギー、気管支喘息、アレルギー性鼻炎と次々と異なる時期に出現してくることが多く、これを「アレルギー・マーチ(atopic march)」と呼びます。

引用元:国立成育医療研究センターホームページ

米アレルギーの原因

Q おコメのアレルギーはどうして起こるのですか?

A コメにはタンパク質も脂質も十分に含まれています。コメがアレルギーを発症させる理由は完全には解明されていませんが、重症アトピー患者がコメを除去すると症状が軽減する例は多く報告されています。

引用元:日本食糧新聞https://news.nissyoku.co.jp/hyakusai/hgs-21-0042

米アレルギーの症状

一般的な症状については以下です。

一般的な症状

米アレルギーは軽度から重度までさまざまで、時間の経過とともに変化することがあるため、ある時には軽い症状で済んでも、別の時には症状が重くなることがあります。食物アレルギーの症状は、摂取後数分で現れる場合も数時間経ってから現れる場合もありますが、ほとんどの症状は2時間以内に現れます4。皮膚、消化管、心血管系、気道などで、以下のような症状が発生する可能性があります4,5

  • 腹痛、下痢、吐き気、嘔吐、胃痙攣
  • じんましん(アレルギー性じんましん)、かゆみ、湿疹
  • ゼーゼーする、鼻づまり、息切れ、繰り返し起こる咳
  • ショック、循環虚脱
  • 喉の狭窄、渇き、嚥下困難
  • 蒼白または青色の皮膚
  • めまい、立ちくらみ、失神、微弱な脈拍
  • アナフィラキシー

イネはイネ科に属するため、イネが商業的に栽培されている地域では花粉によるアレルギー性鼻炎(花粉症)が発生する可能性があり、アレルギー患者さんの間では、イネに触れた後にアレルギー性じんましんが報告されています。米アレルギー反応には、従来の食物アレルギーの症状に加えて、ぜん息、アトピー性皮膚炎、運動誘発性アナフィラキシー(運動前にアレルゲンを摂取すると生じるまれな反応)などが含まれます2,6

引用元:allergy insider

息子のアレルギーの再発の状況と症状

症状は人によってそれぞれですが、息子の場合は大きなじんましんとひどいかゆみです。
季節によってはただれたりして、痛みも伴います。

3大アレルゲン(卵・乳・大豆)は大丈夫でしたし、お米も食べられるようになっていたのですが、
先月(当時25歳)、再び米アレルギーであることが発覚してしまいました。
環境や様々な要因はあると思うのですが、今年に入ってから息子のアトピー性皮膚炎が急に悪化し始めました。症状は生まれて以来初めてというくらいひどい症状です。
8月になってからは、気温や湿度の関係もあり、症状はさらに悪化。
時には皮膚がただれてのたうち回るほど痛がることも多々ありました。
見ていて本当に見ているほうもつらくなってしまうくらいです。

小学生に上がって以来、アレルギーの検査をする必要がないくらい軽度になっていたので、
検査も十数年ぶりでした。
検査結果は先ほども書いたように、
米アレルギー
子供の頃よりレベルもひどくなっていました。

ショックでした。
やっとお米が食べられるようになっていたのに、また食べられなくなってしまったなんて・・・
大好きなのに・・・

再発した時はショックだったけど、今はダイエットにもなってむしろ健康でおいしい生活してます!

米アレルギーで大変なこと

家庭内では米を除去した料理を作ればいいだけですが、外食・中食では大変なこともあります。

今回の米アレルギーが発覚してから、某コンビニのホットスナックを食べたところ、アレルギー反応が出たので、調べてみたところ、やはり米粉が使われていました。
私たちは一気に食べられるものが少なくなったことを痛感しました。
一度は経験した米アレルギーですが、大人になった息子も私も戸惑っています。
家で米を除去した食生活はそれほど大変なことではありません
でも、外に出るとそれは一気に難しくなります。

食品表示法で、米の表示義務はありません。表示義務があるのは「特定原材料」の7品目(卵・乳・小麦・そば・落花生・えび・かに)と、表示が推奨される「特定原材料に準ずるもの」の21品目(アーモンド・大豆・カシューナッツ・くるみ・ごま・牛・豚・鶏・バナナ・りんご・もも・オレンジ・キウィフルーツ・やまいも・まつたけ・いか・あわび・いくら・さけ・さば・ゼラチン)です。
なので、外食先やコンビニなどでその場で米が入っているか確認することは難しいです。

しかも最近の米粉ブームで、通常なら入っていないような食品にも米粉が使われるようになり、
出先でちょっとおなかが空いたときに手軽にどこかで食べるということが、より困難になりました。

カロリー、糖質、グルテンフリー、食感などのために米粉が使われ、米アレルギーの人が食べられる品目が少なくなっているという何だか悲しい現実。

病気のため糖質をコントロールしなければならない方がいることはわかります。でも近頃の米粉ブームはそんな健康面でひっ迫した状況の人のためのものではない気がするので、なんか悲しいです。

アレルギー持ちも安心!米粉を避けるためのチェックリスト

コンビニや外食ではどこに米を含む食材が使用されているかを知ることは難しいですが、我が家で気をつけている商品をまとめました。
※その他にも米が使用されていることもあるので、あくまでも参考程度にご覧ください。

麺類麺類の原材料表示は、「麺」と表示されることが多く、麺の原材料を知ることができない
春雨に使用されていることもある
サンドイッチ「パン」と表示されている場合、パンの原材料が知ることができず、米粉を使用した食パンが増えている
揚げ物衣の原材料が「ミックス粉」の場合、ミックス粉の原材料を知ることができない
ホットスナック原材料を知ることができない
(直接企業に尋ねる必要がある)
外食での粉を使った商品ピザ、餃子などでもちもち感を出すために使用されることがある

私たち親子が安心して食べている主な外食メニュー

私たちが外食で食べるもの

・ステーキ
・ハンバーグ
・刺身
・十割蕎麦

麺の中でもで明らかに入っていないというものは食べています。
経験として中華麺に米粉が使用されているケースはかなり少ないですが、パスタやうどんなどで「もちもち食感」という表現があると控えるようにしています。
パスタで安心して食べられるのは、知っている有名なブランドのパスタを使用しているもの(Barillaなど)はデュラムセモリナ100%なので、大丈夫ということで食べています。

知らずに食べてるかも?米アレルギーが注意すべき外食メニュー

現時点で私が知っている限りの米粉が使われている意外な外食メニューです。
(2025年)

米粉が使用されている意外な外食メニュー

・リンガーハット 鶏白湯の濃厚ちゃんぽんのスープ
・リンガーハット 餃子
・ウェンディーズ ポテト
・モスバーガー モスチキン
・ローソン Lチキ
・デニーズ フレンチトースト(2025年は不明)

その他「もちもち」食感のものは特に要注意!

米アレルギーで気を付けなければいけないこと

アレルギー持ちの人のための食材選びで大事なこと

・食品を買うときに原材料をチェックする
・意外なものにもアレルゲン物資が入っているので、全食材に習慣づけ
・企業がリニューアルすることもあるので油断禁物

息子の食物アレルギーが発覚して以来、食品を買うときに原材料をチェックするという作業が再び当たり前になりました。
そして気づいたことが二つ。

  1. 最近は米粉がブームなのか、何かと米粉が入っている食品が増えたということ。
     数年前は米粉を使用していなかった食パンがリニューアルで米粉が使われるようになったということも多いです。
  2. 米は特定原材料等28品目には含まれないので、表示義務がなく、コンビニスナックや外食などではわかりにくいということ。

特に米粉は表示義務がないのでとっても難しいです。

米の代わりに食べられる食品

  • ソルガム
  • 麺類
  • ショートパスタ
  • オートミール
  • 春雨
  • 押し麦
  • ビタバァレー
  • パン

米がなくても結構大丈夫です🎵

押し麦、ビタバァレー、ソルガムが本当にお米のように食べることができる食材で、スーパーなどでも手に入ります。

押し麦・ビタバァーレーも主食代わりにおすすめ【コスパ重視なら◎】

押し麦やビタバァーレー(ビタバレー)は、とにかくコスパが良いのが大きな魅力
最近の米価格の高騰もあり、主食代わりに取り入れる方が増えている穀物のひとつです。

ビタバァーレーはスーパーやドラッグストアでも手に入りやすく、1食あたりのコストはご飯より安く抑えられることが多いです。
クセのない味ともちもちした食感で、白米の代わりとして違和感なく取り入れやすいのも嬉しいポイント。

ビタバァーレーの特徴

  • 圧倒的なコスパ
     主食代の節約に◎。白米よりお得に食物繊維たっぷりのご飯が楽しめる。
  • クセがなく、和食にも洋食にも合う
     もちもち食感で普段のご飯と同じように食べられる。
  • 食物繊維が豊富
     便秘対策や腸活にもおすすめ。
  • 低GI食品
     血糖値の急上昇を抑える働きも期待できる。

とにかくコスパ重視で主食代を節約したい方には、ビタバァーレーはとてもおすすめです
白米に混ぜて炊くのはもちろん、単独でご飯のようにも食べられます。
「お米が高くて…」という今の時期にはとくに心強い食材です!

ビタバァーレーチャーハン

ビタバァーレーはチャーハンにもおすすめ!

ちなみに私はビタバァーレーを炊いてチャーハンに使うのが大のお気に入り

お米で作る炒飯よりもパラパラに仕上がりやすく、軽やかな食感に。
今では米で作るチャーハンよりも、ビタバァーレーチャーハンの方が断然好きなくらいハマっています。

ビタバァーレーおにぎり

工夫次第でおにぎりも作れちゃうんですよ。

価格は5キロ入りで2,500円以下で、お米よりも安いのでかなり節約になります。

米の代替食「ソルガム」はグルテンフリー食材

ソルガム(Sorghum)は、イネ科の穀物で「モロコシ」とも呼ばれています。アフリカやアジア、アメリカなどで広く栽培されており、グルテンフリーでアレルギーを起こしにくいことから、米アレルギーや小麦アレルギーの代替食として注目されています。

ソルガムの特徴

ソルガムの特徴

・グルテンフリー&アレルギー対応
 小麦や米アレルギーの方でも安心して食べられる穀物
・食物繊維が豊富
 白米と比べて食物繊維が多く、腸内環境を整える
・低GI食品
 血糖値の急上昇を抑えるため、糖質制限や健康志向の方にもおすすめ。
・鉄分・ミネラルが豊富
 貧血予防や体調管理に役立つ栄養素が豊富
・さまざまな形状で利用可能
 粒、粉、パスタなど多様な形状

ソルガムの使い道

🔸 主食として

  • ご飯の代わりに:白米の代わりに炊く
  • リゾットやチャーハン:米の代わりにソルガムを使うとヘルシーに

🔸 粉で小麦粉の代替

  • パンやお菓子作り:グルテンフリーのパン、クッキー、マフィンなどに
  • うどんやパスタ作り:小麦の代わりにも

ソルガムは米アレルギーの方の代替食として優秀なだけでなく、健康や美容にも嬉しい栄養が詰まった食材です。主食やお菓子、麺類など、さまざまな料理に活用できます!

米アレルギーでも大丈夫!私たちの乗り越え方と前向きな考え方

わが家は米アレルギーでそんな苦労が始まりましたが、今は私も米をほとんど食べない生活でも辛いとは思うことはありません。
世の中にはアレルギーの原因となる食材は食材の数だけあるといっても過言ではないと思うくらい、いろいろあります。
我が家のような苦労をしていらっしゃる方も少なくないと思います。
でも、愛情を持っておいしいものを作って食べたらアレルギーも乗り越えられます。

家族は置かれた状況の中で美味しいものを作るだけです。

現在の社会では、息子が生まれたころよりもアレルギーに関する情報も増え、関心もずいぶんと高まり、理解もされやすくなってきているとは思います。

私の料理でお米を使った料理の投稿はもともとあまり多くはありませんが、今後はお米を使った料理の投稿はより少なくなるかと思います。
その代わり、我が家ではしらたきを使った代用ご飯があるので、どんぶり系のおかずはまだまだ考案していきます!
アレルギーをお持ちの方、ご家族の方、一緒においしく楽しいご飯生活をしていきましょう!
質問や相談などございましたら、お気軽にコメント、お問い合わせくださいね。

参考文献:allergy insider

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