今回はマルちゃん焼きそば塩を使って中華風のアレンジのご紹介です。
中華料理のサンラータン(Hot and Sour Soup)がベースなのですが、
サンラータン(酸辣湯)は
(酸)酸っぱい Sour
(辣)辛い Hot
(湯)スープ Soup
なので、焼きそばを作るならスープなしがいいということでサンラー焼きそばにしました。
しっとりした新しい食感の焼きラーメン風サンラー焼きそばです。
今回もやみつき間違いなしの絶品焼きそばです。
ではさっそくご紹介していきます。
マルちゃん焼そば塩で【焼きラーメン風サンラー焼きそば】

普通の焼きそばよりもしっとりしているの写真で伝わりますでしょうか。
ちょっと水分を多めにして加熱時間を少し長めにするとしっとりとした焼きラーメンのような食感の焼きそばができるんです。
必要なもの (2人分)
マルちゃん焼そば塩 2人前
豚肉(コマ切れでOK) 100g
細切りたけのこ 1パック(120g)
乾燥きくらげ 5g
長ねぎ(なくても大丈夫) お好みの量
サンラーの素
豆板醤 10g(辛さはお好みで調節)
酢 15㏄
お湯 100cc
STEP 1 下準備
ボウルにサンラーの素の材料を入れ、粉末ソースを加えてよく混ぜておきます。
きくらげは水で戻してから水気をきって千切りにし、豚肉も千切りにします。
焼きそばは電子レンジ(500W)で1分30秒くらい加熱しておきます。
STEP 2 炒める
フライパンに油を熱して強火で豚肉を炒めます。
豚肉に火が通ったらきくらげ、たけのこを加えて中火で1分ほど炒める。
電子レンジで温めた焼きそばとサンラーの素を加え、よく混ぜながら汁気がなくなるまで炒めます。
POINT!
- サンラーの素を作るときに酸味と辛みはお好みで調節できます。
- きくらげを戻す際、時間がないときはぬるま湯で戻しても大丈夫です。
- 汁気が多いと感じると思いますが、汁気がなくなるまで加熱することで焼きラーメン風に仕上がります。
- お好みで温泉卵、ラー油などかけてもおいしいです。
実は失敗したかと…
今回は最終的においしく仕上がりましたが、正直なお話、最初はお湯を入れすぎた!失敗した!
と思いました。
ところが汁気がなくなるまで加熱したら焼きそばとは思えないようなしっとりした焼きそばができあがり、そして少しだけ残った汁気が麺とからみあってこれまでにない食感でとてもおいしく仕上がりました。
本当に作りたかったのは普通に酸っぱくて辛いただのサンラー焼きそばだったんですが、まるで焼きラーメンのような食感だったので【焼きラーメン風サンラー焼きそば】と名付けました。
焼きラーメン風焼きそばは他の味でも応用できそうですので、違う味の焼きラーメン風をまた作ります。
きくらげについてのいろいろ
きくらげはキクラゲ目キクラゲ科キクラゲ属なのですが、キノコの仲間です。
漢字では【木耳】と書き、耳のような形をしていることからこのように書きます。
食感がクラゲに似ていることからきくらげと呼ばれるようになりました。
大人女子にうれしい!キクラゲのヘルシー知識
- 食物繊維が豊富
→ おなかの調子を整える。
→ 糖質の吸収を抑える。
→ コレステロールを低下させる。 - ビタミンDが豊富
→ カルシウムの吸収を促して骨を丈夫にする。
(ビタミンDが不足するとくる病を招くことがあります。)
→ 免疫機能を調節する。
(花粉症に効果があるという報告もあります。) - ミネラルが豊富
→ ミネラルは骨や歯を形成し、神経の伝達に関わったり、
細胞の働きをスムーズにするなど、私たちの身体の臓器や組織を円滑に働せるために
必要な栄養素です。 - カルシウム
→ 骨や歯を形成するのに必要不可欠。 - カリウム
→ 血圧を正常に保ち、腎臓の老廃物の排泄を促す。 - 鉄
→ 赤血球を作るのに必要不可欠で不足すると貧血を引き起こす。
きくらげは本当に栄養バランスが取れた食材なのでときどき取り入れたい食材です。
きくらげの正しいもどし方
- 軽く洗ってからきくらげが完全にかぶるくらいの水で時間をかけて戻す。
一晩ほどかけて戻すのが理想的です。
時間がかかるので冷蔵庫に入れておいたほうがいいです。 - 軽く洗ってから人肌くらいのお湯に浸けて15分~30分ほどかけて戻す。
(熱湯で戻すとムラができてしまったり、組織が破壊されて栄養分が失われやすいので、できれば避けたほうがいいです。) - すでに細くカットされているきくらげならスープなどに使用するのであれば、軽く洗ってそのまま煮れば栄養分の損失は避けれるかと思います。
サンラータンってどんな料理?酸っぱ辛い中華スープの魅力
中華料理のサンラータン(Hot and Sour Soup)がベースなのですが、
サンラータン(酸辣湯)は
(酸)酸っぱい Sour
(辣)辛い Hot
(湯)スープ Soup
サンラータンは、酢で酸味を加え、唐辛子、こしょう、山椒などで辛味を出します。この酸っぱさと辛さが、食べる人の舌を刺激して食欲を増進させ、飽きずに楽しめる味わいになります。
私が作っているサンラータンは30年以上前に学生時代アメリカに住んでいた時にアメリカの中華料理店でよく食べていたのものをベースにしています。
その後31年ほど前に帰国してからいろいろと調べたけれど、帰国当時の日本ではなかなか見つからず、自分で再現したものです。
アメリカでは「ホット&サワースープ」といわれていました。
あの頃はサンラータンがこんなにも日本で知名度のあるの料理になるとは思ってもいなかったです。
きっと30年前にも日本のどこかであったんでしょうが、見つかりませんでしたね。
サンラータンはいつ誰から広まったんでしょうか。
日本発祥の料理だという人もいますが、アメリカの中華料理店にあったので日本が発祥とは考えにくいですね。
日本でサンラータンの発祥で有名なのは東京赤坂の中国料理店「赤坂 榮林」で、こちらのお店が元祖といわれています。「赤坂 榮林」では【酸辣湯麺(スーラータン麺)】という名称です。
私は「赤坂 榮林」の酸辣湯麺を食べたことがありますが、わが家のサンラータンとは全然違いました。
「赤坂 榮林」の酸辣湯麺は酸味が強めです。
いろいろなお店でサンラータン麺を食べてきましたが、酸味、辛味はお店によってだいぶ異なりますね。
「赤坂 榮林」の酸辣湯麺はカップ麺にもなっていますが、その再現度はかなり高い方だと思います。
麺はともかく、スープの味はかなりお店の味に近くて、時々購入しています。
「赤坂 榮林」の店舗は日本に2店舗しかないので、再現性の高いカップ麺はありがたいです♪
参考サイト: 赤坂榮林
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