牛丼といえば昔から当たり前のようにテイクアウトが可能でしたよね。今回は前から気になっていた各社の牛丼の量や容器などについて検証してみたのでご紹介します。一度に3社のものを購入したのは初めてです。松屋さんの牛丼はセパレートになっているので具の量を把握することができるのですが、セパレートではないとご飯と一体化してしまって具の量がわからないですよね。そこで今回は牛丼そのものではなく、具の量がはっきりとわかる牛皿で比較してみました。味についてはそれぞれ好みがあると思いますので、私あくまでも私の個人的な感想です。
それとその少し前になか卯の牛皿も食べたので一緒に比較していきます。
一度に買った牛丼3社の全貌
3社ともにレジ袋は無料です。
持って帰るまでの過程でそれぞれ違いが出ました。まず吉野家さんのは袋がちょっと大きすぎてすぐに傾きやすい、ということが問題でした。それでも1番小さい袋なのでしょうか?すき家、松屋さんの袋は吉野家さんのよりも小さめで適切な大きさでした。
※今回松屋さんの牛皿は全国どこでも食べることができるプレミアムではない普通の牛皿です。



容器ですが、吉野家さん、すき家さんはおそらく牛丼の小盛りサイズの容器を使用しているかと思います。
松屋さんはセパレートの上の部分でした。
下の写真はなか卯の牛皿です。容器の大きさが中身と全く合ってなくて、しかも持って帰って家に着いた時には汁が漏れていて大惨事になっていてとても残念でした。この容器は何か間違っています。味噌汁の容器とかじゃダメなんですかね。一瞬生ごみかと勘違いしてしまうくらい(-_-;)
ぜひとも改善してほしいです。
牛丼店3社+1社の牛皿(並)の価格とコスパを比較!
吉野家・・・302円+税
松屋 ・・・240円(税込)
すき家・・・260円(税込)
なか卯・・・280円(税込)
分量が異なるためグラム当たりの価格を計算してみました。
ついでに参考に牛丼価格も表示しています。
価格 | 量 | グラム単価 | 牛丼価格 | ||
吉野家 | ¥326 | 118 | g | ¥2.8 | ¥380 |
松屋 | ¥240 | 93 | g | ¥2.6 | ¥320 |
すき家 | ¥260 | 139 | g | ¥1.9 | ¥350 |
なか卯 | ¥280 | 85 | g | ¥3.3 | ¥380 |
松屋さんの牛皿はかなり少なめでした。
値段も各社結構ばらつきがあるんですね。
※なか卯の牛皿ですが汁が漏れていたため、正確なグラム数は把握できませんでした。
容器ごと重さを計って、あとで容器の重さを計って差し引こうとしたのですが、容器が外側も油がギトギトでとてもじゃないけれどもう触りたくない状態でした。
各社の牛皿を検証!
吉野家の牛皿




個人的感想です。
肉は3社の中では大きめで、一番牛らしさがあった気がします。
脂は少なめで、玉ねぎはしんなりとしていました。
味は濃すぎず、甘すぎず、という感じで、バランスがとてもいいと思います。
使用している部位はショートプレートというあばらの部分です。
2014年から‐18℃の冷凍状態から2週間かけて解凍するのがポイントだそうです。
厚さは1.3㎜と決まっているそうです。
また、たれは継ぎ足しながら作り続けているため、たれの味が店舗ごとに異なるようです。
有楽町店が一番おいしいと吉野家好きの方の間では有名なのだそうです。それも利用者が1日当たり1600人越えと大変多いため、その分継ぎ足されるたれの味にうま味が凝縮されているためだそうです。私も一度有楽町店のものと家の近所のもので食べ比べをしてみたいです。
松屋の牛皿


味は濃いめで味的にはすきやきに近い感じでした。
脂はダントツ多めで玉ねぎはジャキッとした感じでした。
松屋さんのたれは醤油を4種ブレンドし、白ワインやみりん、そのほかの調味料で作られているそうです。
使用している部位は吉野家さんと同じくショートプレートで、厚さは1.15㎜~1.3㎜だそうですが、私的には吉野家さんより厚めに感じました。
すき家の牛皿



香りは甘いにおいが強かったです。
脂はやや多め、玉ねぎやしんなりとしていました。
なか卯の牛皿
個人的に味はなか卯さんの和風牛丼の牛皿は好きなのですが、毎回きれいに持ち帰ることができません。袋でそのまま持って帰らずに容器をお鍋を運ぶように持って帰らないと難しいのが本当に残念です。
どうか!どうか容器を改善してください!
紅生姜を検証!
なか卯の紅生姜は細かめです。
すき家の紅生姜は大きめ太め長めに感じたのですが、気のせいかもしれません。
なぜかというとなか卯とすき家は同じゼンショーホールディングスのブランドなので同じものを使っていてもいい気がするのですが・・・だから勘違いかもしれません。
※後日もう一回頼んで確認してみます。
吉野家の紅生姜は着色が一番強かったのが印象です。
私は牛丼屋さんの紅しょうがは細かく刻んであって好きです。余ったものを卵かけごはんにのせたりするときに重宝しています。
最後に
今回は牛皿の比較を報告しましたが、結局牛丼って好みやその日の気分なのではないでしょうか。
グラムあたりすき家さんが一番安いからといって、すき家さんがいいというわけでもなく、人それぞれの好みであったり、気分であったりだと思います。
ということで、あまり新しい発見にはなりませんでしたが、食べ比べというのは面白かったです。
コメント