近年「フードロス」問題が社会問題として取り上げられることが多くなりました。賞味期限が近づいて売れなくなったものはかつては私たちの知らぬ間に廃棄されていたのですが、近年はそれを買い上げる企業やその生産者さんを支援する企業も増え、賞味期限まであとわずかな商品をお得に買えるようになってきました。特に昨年からは新型コロナウィルス（COVIT19)の影響で多くの生産者さんを救おうという動きが高まっています。
今回はそんな「フードロス」削減に取り組んでいるオンラインショッピングサイトをご紹介します。
賞味期限と消費期限の違い
「フードロス」削減に取り組んでいるサイトをご紹介する前にまずご説明したいのが「賞味期限」と「消費期限」の違いです。食品には保存方法が記載されています。どちらの期限においてもその保存方法に基づいて未開封のまま保存された状態での賞味、または消費期限です。
賞味期限
基本的に賞味期限が過ぎてもその食品の品質が劣化しない、つまり日持ちする食品に記載される期限表示です。ですから賞味期限が過ぎたからすぐに食べられなくなるというわけではありません。
賞味期限が記載されている食品の多くは加工されてから6日以上の期限のものです。
私は缶詰、レトルト食品、びん詰などは賞味期限が過ぎてからもあまり気にせず使っています。
でも、もし万が一その食品に何か問題があった場合は賞味期限がきれているものに関しては自己責任となるので、文句などをいうことはできませんのでそのあたりはご理解の上、気をつけて消費してください。
ちなみに炭酸飲料の賞味期限ですが、ペットボトルの炭酸飲料は賞味期限がきれると炭酸が抜けてしまうので、炭酸大好きな私はペットボトルの炭酸飲料については賞味期限を守るようにしています。缶、またはびんの炭酸飲料はあまり炭酸は抜けません。
消費期限
製造、加工されてから品質が劣化しやすい、つまり日持ちしない食品に記載される期限表示です。製造、もしくは加工されてから5日以内の食品が対象となります。年月日で記載されますが、中には時刻まで表示されているものもあり、時刻が表示されているものほど劣化が著しいです。消費期限表示されている食品は早めに消費しないと衛生上の問題が発生する恐れがあるため、こちらは注意が必要です。もちろん厳密に守ったほうがいいのですが、消費期限がきれたとたんに食べられなくなるというわけでもないと私は思います（もちろん注意は必要ですが）。ただ消費期限がきれ食べ物を食べて健康被害にあっても製造者、販売者側は何の保証もしてくれませんので、あくまでも自己責任となりますので注意してくださいね。
もったいない市場
こちらは「賞味期限間近」の商品だけでなく、「賞味期限切れ」のものも販売しています。
その代わり値段は超格安です。
こちらでは賞味期限がきれて10年近くたっている商品を扱っていることもあるようなのでまずは買い物する際は、「はじめての方へ」を読んでご理解の上買い物することをおすすめします。
送料は2500円以上で一律500円、冷凍便は一律1,000円となっています。
在庫が常に変わるので何が安いかは変わりますが、例えば250gの冷凍アボカドディップが80円。
大阪に実店舗もあるそうなので近くにお住まいの方は特にお得に買えますね。
「もったいない市場」はこちらから。
KURADASHI
こちらの「KURADASHI」は購入額の3％から5％を社会貢献団体に寄付をしていて、会員になると自分の社会貢献度を確認することができます。
寄付をする社会貢献団体を自分で選択することができます。
さらに通常送料1件（1商品ずつ会計）につき550円が、プレミアム会員になると、どの商品を何個でも、何回購入いただいても送料全て無料になります。
取扱商品は食品だけでなく、日用品、雑貨、美容関連商品など多岐にわたります。
9600円の商品が税抜き1180円＋送料550円など掘り出し物があったりするので要チェックです！
送料は注文1件につき550円で、クール便はさらに追加料金が加算されます。
同じ商品を複数買っても送料は550円ですが、別の商品を購入する場合は会計が別途になるため新たに送料550円は発生してしまいますので、複数商品を購入したいならプレミアム会員がお得です。
「KURADASHI」はこちらから。
PIARY
「PIARY」は元々は結婚式の引き出物などを扱うお店だったようですが、昨年の新型コロナウィルスの影響で、引き出物のキャンセルになったフードロスを削減するために引き出物などを販売するようになり、今では肉や海鮮まで様々な商品を扱うようになっています。とはいえ、スイーツ系が圧倒的に多い感じです。送料無料アイテムもあります。
With コロナの結婚式に関する情報も発信しています。
「PIARY」はこちらから。
HenoHeno
「HenoHeno」（へのへの）は国産のフルーツで規格外などで販売に至らなかったものを特殊技術で冷凍して販売している企業で、冷凍フルーツと冷凍野菜を専門に扱っています。日本のフードロスの3割は果物だそうでその削減に取り組んでいます。
日本全国各地からのこだわって育てられた果物と野菜を買うことができます。
5,500円以上の購入で送料が無料になります。
「HenoHeno」はこちらから。
こちらは山形県産減農薬栽培のピオーネです。
本当にたくさんの種類の果物、野菜が揃っています。
生産者さんも紹介していて、安心できますよね。アレンジレシピも紹介しています。
WakeAi
食品全般に扱っているほか、生花などの販売もしています。食肉、水産物が豊富に感じます。
送料無料商品が多くありますので、お得感は増しますね。
送料がかかる商品については出品者ごとに異なります。
「WakeAi」はこちらから。
在庫ロス掲示板
こちらは在庫ロスで困っている人たちの掲示板で、「在庫ロス掲示板」のサイトで購入するのではなく、出品者、販売者が自分で投稿してそのサイトにリンクされているものです。なので注文方法、送料などはそれぞれ異なります。食品だけではなく、ありとあらゆる在庫処分に困っている業者さんの商品が掲載されています。
おすすめ商品、送料無料商品、割引率50％以上、都道府県別などのカテゴリーにも分けられています。商品のカテゴリー別でも検索が可能です。
「在庫ロス掲示板」はこちらから。
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